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June 03

24 Jun 03「今日の音楽」Tetsuji Tanaka
21 Jun 03「趣味の話」Tetsuji Tanaka
15 Jun 03「自転車旅〜帰還〜」Tetsuji Tanaka
12 Jun 03「DEADとの出会い」Tetsuji Tanaka
12 Jun 03 「キジムナー」madoka (Illustration)
6 Jun 03「カリスマとは」Tetsuji Tanaka
2 Jun 03「猫」Tetsuji Tanaka

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24 Jun 03
「今日の音楽」
Tetsuji Tanaka

いま我が家にはすごい枚数のCD-Rが箱に入ったり積み上げられたり
部屋のそこら中に存在しております
このCD-Rは中身はもちろん音楽データーで、そのほとんどはDEADとPHISH
しかもまだ聴いていない、いや!聴けてないのが多数存在してます
これらのCD-Rのほとんどは赤城山のデッドへッズ"なべさん"の元に届く
テープウ゛ァインの音源をお借りして自分で焼いたものです

ここまで読んで、わかる人はわかるのでしょうが
何のこっちゃ?と思う人もいると思うので簡単に説明しますと
GRATEFUL DEADというのは自分達のライブの録音を許可した
非常にめずらしいバンドでして、そのためライブ会場では
テーパーやテープへッズと呼ばれる人々が録音機材を持ち込み
専用の席でマイクスタンドを何本も立てライブを自由に録音するのです
この精神はPHISHやSCIなどにも引き継がれ、現在も世界中で
ライブ音源のトレードが行われているのです(金銭のやり取りはNG)
詳しくは当HPのLINKより"今から始めるGRATEFUL DEAD"へどうぞ

と、まあ今回の話のCD-Rはそんな音源を日本のデッドへッズの方々が
30枚くらいまとめて回覧板のように回しているものをなべさんのご好意で
ちょこちょこ貸していただいたものが、たまりにたまったモノなんです

そして今日、仕事中のBGMにとCD-Rの山の中から無造作に抜き取った1枚
(正確には3枚。ライブが長いのでほとんどの音源は2〜3枚が1公演です)
PHISHの98年11/8をなんとなく聴いていたらビックリ!
アンコールでNIRVANAの"Smells Like Teen Spirit"をやっているじゃありませんか
まあ、PHISHはハローウィンに好きなアルバムの全曲カバーをやるくらいだから・・・
ってもビックリした〜。他にも私が知らないだけで色々やっているのでしょう
しかし曲はいまいち、というか最悪!たぶん遊びでやったんでしょう

phish loaded

こちらは98年8/31、VELVET UNDERGROUNDの"LOADED"の全曲カバーライブのブート盤
うってかわってこちらは最高!Sweet jane→Rock&Rollは上がりまくりです
ジャケも良し!

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21 Jun 03
「趣味の話」
Tetsuji Tanaka

いや〜、惜しかった!何が?って、コンフェデ杯の日本×フランスですよ
俊輔のフリーキックが決まった時は鳥肌たったね
ジーコジャパンも一時はどうなるかと思ったけれど、形になってきました
しかもトルシエのサッカーより面白いじゃないですか
次はコロンビア戦。是が非でも勝って予選突破となってほしいものです

まあそんなわけで最近はサッカーの日本代表から目が離せない日々を
送っているわけですが、これって趣味とよべるのでしょうか?
「趣味はサッカー日本代表戦のテレビ観戦です」って変ですかね?
でも日本代表を追いかけて海外まで応援に行ってしまうサポーターは
もはや趣味とは呼べないですよね。それはもう生き方です
そう考えるとサッカーのサポーターとデッドへッズって・・・・

あやうく前回のコラムと同じ展開になってしまう所でした

そう!なぜ趣味に話を振っていったかというと
ここ何年も無趣味だった私に最近趣味ができました。DJを始めたのです
これがあと5歳若ければ真剣に肩肘張ってやっていたのでしょうが
そこはもう30。良い感じに力を抜いて楽しんでやってます

もともと私にとって音楽とは生きる上でとても大切なもので
誤解を恐れず言うなら宗教であり、とても音楽=趣味なんて考えられないことですが
このDJという行為は音楽に出会った頃の楽しさや感動を再確認させてくれ
また今までとは違った音楽との付き合い方を感じさせてくれます

それにしてもレコードを買うのってなんて楽しいのだろう
こんな感覚すら数年ぶりです

今後はこの趣味のDJ活動のなかで、DEADが影響を受けたカントリーやブルーグラス等を
ゆっくりと掘り下げていきたいと思っています

それでは、また

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15 Jun 03
「自転車旅〜帰還〜」
Tetsuji Tanaka

このコラムで2回ほど書いた自転車旅のM氏が約2か月の旅を終え帰ってきました
群馬から東京そして太平洋側を南下し四国入りし42日間のお遍路を終え
小豆島を経て本州に戻り、大阪で浮浪者と間違えられ通報され
梅雨の雨をきらいフェリーで東京に戻って来て、そこから100キロを1日で走破して
13日の夜にめでたく群馬に戻って来ました

それで昨日我が家にお土産話をしに遊びに来てくれたのですが
出発時にあった腹周りのぜい肉がきれいになくなってました!
これには驚き!!10キロはやせたんじゃないでしょうか?
そして生来メラニン色素の多い彼、当たり前のように肌の色は真っ黒
その外見にプラスしてお遍路の体験がよほどスピリチュアルだったようで
良い雰囲気を纏っています。全体的に清貧とでもいいましょうか
若き修行僧のような佇まいです

私が勝手に付けた「自転車旅」というタイトルですが
むしろその旅のメインは42日間のお遍路であったようで自転車ではなかったみたいです
その証拠に「次はバイクで行こう」なんて言ってました(笑)
それでも自転車であったからこその、その県ごとの空気や流れている時間
人々の表情などがリアルに感じられたとも彼は言っていました

さてメインのお遍路の話ですが、これに関しては彼もなかなか上手く話せない様子
彼から聞いた事を私なりにまとめてみると
まず四国にいるだけでは分からない事がお遍路さんになってみると分かると言います
それは四国全体に仏教〜密教〜空海が当たり前のように浸透しているということ
例えばお遍路をしていると見ず知らずの人がお金をくれるそうです
それはもちろんM氏個人ににではなく、空海の足跡を辿り巡礼するM氏を通しての
お寺もしくは空海へのお布施のようなもので
またそのお金はM氏に対して良くしてくれた人へと廻っていったそうです
もちろんそれはお金だけでなく食べ物や行為・行動にいたるまで色々な事がそうあるようで
つまり良い事をしてもらったら他の人に良い事をしてあげ
良い事をするとすぐにそれが自分の所にかえってくるという極めてシンプルな良い事の連鎖
それはそのすべての人が1つの教義・思想のもとで行動しているからこその結果であり
今の日本が個を尊重するあまり失ってしまったものなのではないでしょうか

またそういった対人間ではなく対自然に関しても不思議なことが多々あったようで
例えば修行の場とよばれる高知の最後で40キロどうしても歩かなくてはいけない日に
大雨でそれでも仕方なく歩き、これが1番辛かったらしいのですが
目的のお寺に着いたとたんに嘘のように雨はやみ、その修行の場を終えたそうです

こうして書いてみるとGRATEFUL DEAD〜JAM BANDのシーンに不思議な類似感を覚えます
DEAD HEADSとよばれるDEADを追って旅をする人達は、殉ずるものこそ違えど
まさにお遍路さんと通じるものがあるように思えます
具体的には細かいことを上げていくなら、これらのライブ会場では他のコンサートとは
くらべ物にならないくらい、ある種の連帯感があり
それぞれがより楽しむ為の工夫をし、それを分け与えることが当たり前になっています
まだ日本のシーンでは未成熟な感はありますが、アメリカではあざといくらいのそれが
ごく自然に行われていて、それが会場を包み込みます
そしてミラクルも当たり前のようにそこにあります
会場の入り口付近で指を立てミラクルチケットを求める人、その何人かは実際に奇跡を手に入れ
対自然ではDEADは火山の爆発と同刻にファイヤー オン ザ マウンテンを演奏したり
エジプトの皆既月食のなかのライブ、最近PHISHの来日時にはステージ後方に
信じられないくらいの大きな流れ星や、雨がやみ虹ができたりと
調べればそんな話はたくさん出てきます

つまり多くの人が同じ目的や考えを持って1箇所に集まると言う事は、
それ自体が大きな力で、その中に自然とシンプルで美しいシステムが出来上がるし
その力は自然に対しても何らかの影響を与えると考えてもいいのではないでしょうか?
悪い例で言えば日本の野外フェスのはしりとも言えるFUJI ROCKの第1回が
台風にみまわれ死者こそでなかったものの大惨事になったのは
その全ての意識の低さに対する日本の聖山富士山からの警鐘だったようにすら思えます

少し話をM氏に戻し、旅を終えて自分の家に戻って来た彼が困惑した事は
自分の部屋の中のあまりも物の多さと情報の多さだったそうです
バックパックの中にテントと寝袋そして多少の衣類と食料、
そして自分の体、それがすべてだった2か月から戻った時、
自分がいかに西洋的物質主義のなかで生きて来たのか感じたのでしょう

彼はまたきっと旅に向かうでしょう、人間本来の感覚を再確認するために
そして彼より色々なしがらみの中を生きる私もまた
一時的ではあるけれどスピリチュアルな体験を求めてライブに行くことでしょう
そう、もうすべてを捨てることなんて出来ないのだから・・・
私の出会うことのできた音楽に友人に自然に感謝。そしてこれからも

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12 Jun 03
「DEADとの出会い」
Tetsuji Tanaka

先日YahooのオークションでSwitchという雑誌2冊を手に入れました
91年5月号と95年の11月号です
DEADが好きな人ならご存じでしょうGRATEFUL DEAD特集の2冊です

Switch91 SWITCH95

95年私は21歳、DEADのことはおそらく名前しか知らなかったと思います
ジェリーガルシアという人も、その人が亡くなった事も知りませんでした
私がDEADを聴くのはこの数年後、友人の家に"AOXOMOXOA"があり
サイケデリックの大御所程度の認識で聴いたのですが
イメージしていたサイケデリックとはあまりにかけ離れていて
ただのフォークミュージックじゃん!でおわってしまうのでした・・・

その後、ノイズのようなアバンギャルドや現代音楽をつまみ食いして行くなかで
インプロビゼーションに興味が行き、DEADにたどり着いたのは98年頃
その後苗場のPHISHを経てに今に至るというわけです

それにしてもDEADは深い!入り口は狭く入りづらいのですが
1度入ってしまうとそこには無限の魅力がありますね
今後ものんびりとDEADと共に生きて行きたいと思います

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キジムナー
12 Jun 03 madoka 『キジムナー』

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6 Jun 03
「カリスマとは」
Tetsuji Tanaka

先日ちょっとした買い物をするため地元の駅に行ったところ
改札出口に20人くらいの人がいました
それ自体は特にめずらしい光景ではないのですが
気になったのはその全員が同じ方向を見ていることでした
皆一様に改札内(駅の中)を見て立っているのです
その中でまず目に付いたのはビデオカメラを構えている人
これで誰か有名人でも来るのかなと思い足を止め、あたりを見回すと
8人くらいの中年男性がお揃いのビニールジャンパーを着ていて
その背中には"闘魂"の文字が!
そうです私のような特にプロレスファンでも格闘技ファンでもない人間にまで
常にその言動を注目させるあの人が来る模様です。

待つ事1分
自動改札の向こうに明かに周囲の人間と違うそれが現れました
グレーのスーツに身を包んだその第一印象はモビルスーツ
それもガンダムではなくドム?いや違う!Zガンダムに出て来たキュベレイかな?
特に体が大きい感じはないのですが、顔が小さく首が太いのでその一体感が凄い!
スタイルが良いのではなくバランスが良い、そして異質

そしてそれが自動改札をぬけると例のジャンバー達が走り寄って行き
まず体育会系なでかい声の挨拶、そして2・3言葉を交わした後に
案内されながら駅の外のほうに歩き出す
そして私の横を通り過ぎる時、握手を求めるオバちゃん登場!そして握手
決しておざなりなものではなくキチンとした握手、彼の顔には満面の笑み
それを見て私は今まで感じた事のない不思議な感覚になりました

私は彼のその笑顔からたくさんの何か感情を感じたようであったのですが
その感情が一つも何か分からなかったのです
表情から感情を読み取れない人間というのは確かにいますが
それとは明かに違い、それはまさに彼の書く詩そのまま
いや、それ以上に意味深で無意味なような。
凡人の理解のおよばない領域にいる人の笑顔だったのです。

このコラムを書くにあたり3日間その笑顔について考えてみたのですが
考えれば考えるほど、言葉にしようとすればするほど
その本質から離れていくようなそんな感覚に陥ってしまいます。
カリスマ性を持った人のなかには、少なからず紙一重な人がいます
先日みたあの人も間違いなくそうなのですが、それは産まれ持った何かによって
そこにいるのだということを知らしめさせられたそんな笑顔でした。

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2 Jun 03
「猫」
Tetsuji Tanaka

あっ!という間にもう6月、もう夏も近いですね
最近は晴れた日の夕方に近くの公園でフリスビーやバトミントンとかして遊んでます
日頃の運動不足もあって右腕が筋肉痛!筆を持つと震えます
年々体力が落ちているのを実感していたら同じ年の連中が30歳の誕生日をぞくぞく迎えています
そう、私も来年の1月には30!枕の匂いが気になる年頃です

そして暖かくなってきて活発になるのはそんな30男だけではありません
嫁さんの実家の猫が子供を産みました
3匹産まれて今まさに可愛い盛り!普段断然犬派な私もこれには参りました
そしてこの家は名前の付け方が実にアバウト
今回子供を産んだお母さん猫こそ「乙女」とまぁ普通なのですが
他の猫は「ハナクソ」「ヘルメット」「スコップ」と実に適当
そんなわけで今回は私が勝手に名付け親になり
「まりも」「毛玉」「綿ぼこり」と命名

毛玉

写真は私の1番のお気に入りの毛玉
体が1番小さくていつもおっぱいの取りっこに負けてます
がんばれ!毛玉。すくすく育て!毛玉。

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