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March 04

25 Mar 04「今月の1本」madoka
20 Mar 04「選挙に行こう」Tetsuji Tanaka
18 Mar 04「今月の1冊」Tsuguo Tanabe
11 Mar 04「今月の1枚(3枚)」RYOSUKe
9 Mar 04「Flowerman Drive 3」Tetsuji Tanaka
5 Mar 04「5日目」Tetsuji Tanaka
4 Mar 04「今月の1○」Tetsuji Tanaka
4 Mar 04「4日目」Tetsuji Tanaka
3 Mar 04「3日目+」Tetsuji Tanaka
2 Mar 04「2日目」Tetsuji Tanaka
1 Mar 04「またまたバティック製作日記」Tetsuji Tanaka

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25 Mar 04
「今月の1本」
madoka

スーパーマリオブラザーズ
任天堂 スーパーマリオブラザーズ

わたしの今月の1本はファミコンミニについて書きたいと思います
コンビニなどでも見かけたファミコン世代にはホントに懐かしい10タイトル
当時ゲームのやり過ぎで何度親に雷を落とされたでしょう・・・
同じ世代の方なら1度や2度は同じような経験があるかと思います

中でもわたしは"マリオシリーズ"が大好きです
今でもマリオの新作がやりたい為にハードを買い替え、ゲーム機は任天堂一筋
巷ではPSやPS2が主流のようですが、わたしにとったら
マリオの居ないゲーム機など何の魅力も感じないただの箱
(PSファンの方すいません・・個人的感情ですのでご了承ください)
子供の頃からわたしの心を捉えて離さない
赤い帽子に赤いシャツオーバーオールにトレードマークは立派な口髭の
どう見てもおっさんであろうマリオに夢中なのです

そんなわたしは現在単純にマリオを楽しむだけでなく
イラスト業にも役立てたりもしています
マリオの世界はとてもサイケデリックで刺激的、色使いなどとても参考になります
登場するキャラクターも愛すべきものばかりで
アイデアに煮詰まった時のわたしには目からウロコ
気分転換も出来て刺激も受けられる一石二鳥なアイテムなのです

余談ですが、"下手の横好き"という言葉がありますが
わたしのマリオ好きはまさに下手の横好き・・
今まで発売されたほとんどのマリオシリーズに手を付けましたが
オールクリアーしたのは数本だけ
現在ファミコンミニでスーパーマリオブラザーズを奮闘中ですが
かなり真剣に取り組んでいるにも拘わらず8-2止まり
(もちろんワープ面フル活用で)
子供の頃、助けられなかったピーチ姫を助けてやろう!と
リベンジ気分で始めたのに、さすがファミコンの名作中の名作
簡単にクリアーさせてはくれません
気分転換にゲームを始めては結果が出せないストレスを
コントローラーにぶつけたりしています
そんな訳で横好きのわたしには攻略法などお尋ねになりませんようお願いします

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20 Mar 04
「選挙に行こう」
Tetsuji Tanaka

選挙権を得てはや10年
自慢じゃないが自分の意志で投票に行った事は無い
過去の投票は全て自分以外の人間の意志の働いているものだった

自分を含めた自分に近い世代の人間はきまって言う
「1票いれたところで何も変わらないよ」と

自分の場合は10代後半〜20代半ばの何でも好きな事が出来た時期に
そのほとんどを音楽とそれによって自分を表現する事に費やし
自分は天才で世界を変える力があると信じきっていた時期もあった

当然選挙など行かない、なぜなら自分が世界を変えるのだから

今考えると世間知らずな分を差し引いても、たいしたエネルギーだと思うが
その大半は昇華されずに自分の自我を保つために使われた
当然世界は変わらなかった、自分と自分の周りが少しだけ変わった

何年もの時間と膨大なエネルギーを使い
自分に世界を変える力が無いことを知り、自分が何も持っていない事が分かった

今になりそんなことを思い返していたら
自分も持つ1票の選挙権は自分自身の重さだと思えるようになった

例えば特例で自分の住む選挙区の投票権が自分1人の手にあったとする
自分の1票で当選が決まり、それによって世界が変わるかもしれない
そうしたらあなたは選挙に行きますか?

そう考えると投票とは何かを変える為に行うのではないというのがわかる
これからはちっぽけだけど大切な自分の意志・意見を伝える為に投票に行こうと思う

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18 Mar 04
「今月の1冊」
Tsuguo Tanabe

去年末、会社の忘年会で山の小さな温泉旅館に行き、
宴会の次の朝、ふとテレビをつけると
日本の伝統色についての番組がやっていました。
伝統色にまつわる歴史や、その色を現代に伝える人々のことなどを
興味深く紹介した番組で、
なんとも心地よく見た覚えがあります。

本屋でこの本が目にとまった時、旅館で見た番組を思い出し手に取りました。

色の名前で読み解く日本史
色の名前で読み解く日本史(中江克己 著)

約200ページのなかで、数多くの伝統色についての
歴史的逸話や染材などが取り上げられた「伝統色辞典」のような本です。

もちろん、お話として面白いような本ではありませんが、
特に伝統色に強い興味のなかった私でも
昔の人々の色彩に対する繊細な感覚や、色を表現するための努力などが
感じられます。

"自然"と"色"が今よりも密接だった時代では
"色"への思いも、もっと大きいものだったのではないでしょうか。
(ごく一部の裕福な位の人達だけだったのかもしれませんが・・・)

パソコンでホームページなどをやっていると
色についてはRGBでいくつとか、Webセーフカラーなどで考えたりするのですが
そんなことが、ちょっぴり寂しく思ったりしました。
否定するつもりは、まったくないんですけどね

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11 Mar 04
「今月の1枚(3枚)」
RYOSUKe

ジャケット
左:GREASY HASH「EVIL'S ROAD」12inch
右:V.A「JAPANESE PSYCHOBILLY NOW」LP
中央上:上州ATTACK V.A「暴走最古琵麗威」CD

ゴブサタしてました、リョースケです
今月の1枚ですが「あんたいきなりサイコビリーかい!!」とゆー
つっこみが聞こえてきそうですが
自分にとってはどんな音楽も同じ音楽なんです

で、今月は地元群馬の重鎮サイコビリーバンド
「グレイシーハッシュ(やばい名前ですね〜)」のメンバーから頂いた
新しい音源3枚を紹介します

左から1枚目の赤いジャケは12inchで初の単独音源で
内容はサスガ!!の一言です。超シビレます
2枚目の白ジャケは外国向けのV.Aで数々の名だたる面々の中に
我がグレイシーのワンショットが炸裂してます
こちらは限定500枚で先の12inchと共にVINYL JAPANから
最後の黒ジャケはCDで群馬のサイコビ企画「上州ATTACK」による
地元バンドのV.Aなんですが
これが訳あって発売が中止になってしまったそうです
残念!
訳は伏せますが、自分は第3者なので出しゃばらずいたいのですが
長く地元でハードコアパンクスでいた自分にとっては
面白くない理由っすよ(ちなみにグレイシーは関係ないです)
前から常々HCとサイコビリー、似た音楽同士
オモロクやっていけねーかなーと思っていたので
今回の理由には本当ガッカリ!!
で、一言いわせてもらうとハードコアと決定的に違うとこがココっすね
仲間だろ!!同じ人間だろ!!!楽しもーぜ音楽を!!!!!
と、心から言いたいのです

のっけからこんな感じになってしまいましたが
次回は楽しそうなネタを持ってこようと思いますので
これからもよろしくお願いします
peace リョースケ

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9 Mar 04
「Flowerman Drive 3」
Tetsuji Tanaka

Flowerman創成期に2回ほど開催したパーティー
"Flowerman Drive"がめでたく?復活です

"Flowerman Drive 3" 4/10(土)pm9:00~
高崎フェイバリットカフェにて開催決定

今回はHAIR&LIFE"NIRVANA"と古着屋"TIMES ARE CHANGIN'"の協賛で
副題に"DEAD for HEADS"と名付けGRATEFUL DEAD中心の音をかけながら
皆でまったりお酒でも〜といったゆるい感じでやります

入場料は¥1000で1ドリンク付きですので
「ちょっと1杯飲んでく?」感覚で遊びに来てください

フェイバリットカフェの場所は、高崎駅西口より1本北の道路
「慈光道り」を西へ進み、連雀町の信号を渡り数件目の左側
HISという旅行会社が1Fにあるビルの3Fです

また詳細が決まりましたらPICK UPにて告知しますので
どうぞよろしくお願いします

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5 Mar 04
「5日目」
Tetsuji Tanaka

ようやく完成しました!
構想に時間をかけた分、納得のいく出来です

Rasta Boy ver2

Rasta Boy ver2
明日ON LINE SHOPに6枚アップの予定ですので
是非チェックしてみてください

それにしても商品の写真を撮るのは本当にムズカシイ!
未だ1枚たりとも納得のいく写真を撮れていません

50枚限定バティックの時も買って頂いたお客さんから
「商品届きました。実物は写真より色彩鮮やかで〜」
といったメールをいただいたりして・・・

より商品の良さを引き出す写真は無理だとしても
せめてそのままを写しだせたらなと思っております

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4 Mar 04
「今月の1○」
Tetsuji Tanaka

今月からコラムの企画として「今月の1○」というタイトルで
現在活動中のFlowerman4人で毎週1人ずつ
1ヶ月間で気になった物を1点紹介していきます

何を紹介するかは各自の自由
CD・本・映画・ゲーム、なんでもあり
したがってタイトルの○の中は枚だったり冊だったりします

これにより各々のキャラクターが分かりやすくなり
どういった物にインスパイアされ物作りに反映させているかが
多少なりとも皆さんに伝われば良いなと思います


それでは今週は私Tetsujiの「今月の1本」

TRAKTOR DJ
"TRAKTOR DJ STUDIO 2.5"

パソコンソフトです。何をするソフトかというと
その名の通りパソコンでDJするソフトです
実は今日購入した物でまだ未インストールです(笑)
(デモ版は無料ダウンロードして遊んでましたが)

DJソフトの存在は、数カ月前に"DEAD HEADS JAPAN"のキヨシさんが
DJ時にサブとしてiBookにて使用していて知り
それから実際現場で使えるソフトというのを念頭に置き
調べまくった結果、こいつに決めました

まさか自分がDTM(デスクトップミュージック)の世界に
足を踏み入れるなんて考えもしませんでしたが
これが予想どうりディープな世界
しかしこいつを使いこなせればノートパソコン1台持って
DJしに行けちゃうんです、あの重たいレコードを持たずに

まぁ賛否両論あるとは思いますが、重要なのは「楽しむ事だ」
・・ですよね

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4 Mar 04
「4日目」
Tetsuji Tanaka

今日の工程はロウ伏せをした後Tシャツ全体を染めます
昨日の時点で人物と月以外はすでにロウ伏せしてあるので
まずは人物と月のみをロウ伏せします

batik
人物と月、ロウ伏せ完了の図ですが
私の使用しているロウは防染力(染料をはじく力)が弱いので
このまま全体を侵染(染料液に浸けて染める方法)すると
その染料の色が絵柄全体に薄くかぶってしまいます
それを防ぐ為にもう1度全体をロウ伏せ

batik
これで絵柄全てにロウの2度塗りが完了
これだけロウを厚く塗るのはもう1つ理由があり
それはバティックの特徴でもあるヒビがきれいに出やすくする為もあります

この後、手でロウを適当に割り
いよいよ最後の工程である侵染

そして侵染後の乾燥があるので完成は明日
お楽しみに

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3 Mar 04
「3日目+」
Tetsuji Tanaka

batik
ロウを落として乾燥後です
一昨日に比べて色がだいぶ落ち着きました

batik
今日は人物と月の染色です
人物の縁取りの外側とフレームの外側を下書き

そして現段階の色で残しておきたい部分をロウ伏せ

batik
人物を茶系のグラデーション、月を黄色で染色
写真では人物の色が濃すぎて浮いている感がありますが
背景は1度洗濯しているためのギャップです
最終的には馴染む予定・・


さて初日で堤防と湖の話をしましたが
文章ではいまいち言いたいことが伝わらないので
頼まれてもいないのに少し図解します

図1  図2
左のような絵柄をバティックで製作するのは1工程では無理です
どうしても1工程でやる場合は右図のように色との狭間にロウ線をいれなくてはダメです

図3  図4
2工程でやる場合は左のようにまず全体を黄色で染色→固着させ
その後、右図のように右半分をロウ伏し、左半分を赤で染色します
ただし染料は透明なので黄色の上に染色した赤は
下地の黄色の影響を受け若干朱色のような感じになります

図5
では上図のように相反する色で染料を重ねられない場合どうするか?

図6  図7
左図のように枠と左半分をまずロウ伏し、右半分を青で染色→固着
次に全てのロウを1度落としてから右図のように
枠と右半分をロウ伏し、左半分を赤で染色します

実は今回のバティックもこの手法でやろうと思いサンプルでやってみたのですが
これだと青く染色した部分をロウ伏する時
少しでもはみだすと、赤と青の間に下地の白が出てしまいます
逆にはみだしを恐れてロウ伏を青ギリギリではなく余裕をもたせると
ロウ伏していない青に赤の染料が重なり濃い色の部分が出来てしまいます

そして悩んだ結果、その染料が重なり色が濃くなるという性質を利用し
それを人物の縁取りに使うことにしました

図8  図9
左図のように半分より多めに青で染色→固着→ロウを落とす
そして右図のように枠と残しておきたい青部分(水色のところ)をロウ伏せ
そしてロウ伏せしていない部分を赤で染色すると

図10
赤と青が重なった部分がこの場合、紫系の濃い色になるのです

つまり初日の下書きで人物の縁取りの内側のみ下書きしたのは
縁取りに空の青や、山の紫を入れるためだったのです
そして離れている目とまゆげもロウで囲み背景の色で染色することで
今日の茶のグラデーションを染色した時に浮き上がるといった寸法です

長くなってしまいましたが、ずっと説明したかったバティックの手法を
ようやく皆さんに解説することができて満足です(思いっきり自己満足ですが・・)

また明日

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2 Mar 04
「2日目」
Tetsuji Tanaka

今日は昨日の工程で染色したTシャツを洗濯機で水洗いして
繊維に固着しきれなかった染料を落とします
特に緑や青系の色は色落ちが激しいのでしっかり洗う
これをしないと次の工程時に色落ちした染料がとんでもないところに
付着し色ムラの原因になるので要注意

次は昨日描いたロウを1度すべて落とす為に
適当なところで洗濯機から出して鍋に移し替え
専用の助剤を入れ20分間ぐつぐつと煮る

熱湯だけでもロウはかなり落ちるのですが
明日の工程でその上にまた染色するので
繊維の奥に落ちきらないロウが付着していると
その部分だけ色が変わってしまうので助剤を使い完全にロウを落とすのです

あとはお湯濯ぎ→水洗い→濯ぎ→脱水→乾燥

今日は写真を撮るポイントがなかったため写真はナシ
また明日

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1 Mar 04
「またまたバティック製作日記」
Tetsuji Tanaka

前回のコラムにて2〜3日中に発表すると告知した
"胸にJust One RastaBoy Batik T-SH"の別コンセプトバージョンですが
なかなか思いどうりに進まず、サンプル製作で1週間かかってしまいました

皆さんは仕上がったバティックを見ると即興的に作っていると
思いがちではないでしょうか?私はそうでした・・
実はこれがかなり綿密な手順の計画が必要でして
例えばまったく同じデザインでも、作る人の手順の違いで
仕上がった物はまったく別の物になります
逆に言えばその手順こそ、その人の個性そのものであるわけです

前の"胸にJust One RastaBoy Batik T-SH"はコストを下げるため
その作業手順にはまったくこだわれず
その他の要素である50枚限定やネット限定販売などでコストダウンしました

今回はその反動もありコスト無視でとことん手順(最終的な出来)
にこだわろうと言うのがコンセプトです

そして今日から製作開始ですので写真付きで紹介させていただきます
値段はまだ現時点では未定ですが、過去のFlowermanのバティックの中で
もっとも高価になることは間違いありません
このコラムでその手間と出来が少しでも伝われば幸いです

では製作1日目

原画
これが今回の原画
前作よりmadokaによる加筆あり、逆にフレームはシンプルになりました
プリントアウトしたA6の紙をつなげてあるだけのものです

下書き
第1工程の下書き
ポイントは人物の縁取りの内側のみ下書きすることです
理由は後で

batik
人物の内側・星・月・山頂・フレームの外と中をロウ描き後に染色

この工程はロウを堤防、染料を湖にたとえると分かりやすいです
堤防に囲まれた湖に1色以上の色を入れる場合はグラデーションのみ可能
夜空は青のグラデ、山は紫のグラデ
その間には山頂部の雪や人物が堤防となっている為に色が混ざりません
フレームはラスタカラー3色を使っていますが
色と色の挟間はエッジがきいてずぼんやり混ざっています

ちなみに染料を多く塗り過ぎると堤防を越えてはみ出してしまうし
堤防に切れ目があっても同じです
ロウ描きは慎重に(って誰にいってるのでしょう?)

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