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November 03

26 Nov 03「餓狼伝」Tetsuji Tanaka
25 Nov 03「ウルフマン、TVではリキシマン」Tetsuji Tanaka
24 Nov 03「11月の近況報告」Tetsuji Tanaka
24 Nov 03「FLAG 再染色」Tetsuji Tanaka
22 Nov 03「送り狼見参!」Tetsuji Tanaka
21 Nov 03「絶滅種発見か?」Tetsuji Tanaka
20 Nov 03「赤ずきんちゃん気をつけて」Tetsuji Tanaka
20 Nov 03「Juggling」madoka (Illustration)
19 Nov 03「ウルフ物語」Tetsuji Tanaka
14 Nov 03「島生民 原画」madoka (Illustration)
9 Nov 03「アースガーデン出店します」Tetsuji Tanaka
8 Nov 03「スキルアップ」Tetsuji Tanaka
6 Nov 03「MAD SOUL 6周年」Tetsuji Tanaka

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26 Nov 03
「餓狼伝」
Tetsuji Tanaka

パソコン机の上に硬貨が3枚あって、それをずっと30円だと思っていて
今日の朝、よくよく見てみるとそれはなんと610円でした
私の思っていた額の20倍です!20倍!!
そんなささやかな幸せに満ちた朝、"WOLF"バティック完成です。

WOLF工程20 WOLF工程21

なんだかんだで6日かかってしまいました・・最初の精練をあわせると7日です

バティック製作のポイントでもあるのですが
ロウで囲った1つの部分に1工程で入れられる色は1色のみ
(グラデーションにするなら別ですが)
つまりこのデザインの工程を減らそうとするなら、黄:赤:黒
それぞれの色の合わさる部分全てにロウで線をひきます
するとそれが堤防の役目をし1工程ですべての色がいれられるのですが
そのロウで描いた部分は最終的に白い線となってしまいます

それなのでFlowermanでバティック用にデザインする場合は
その辺を計算に入れてその白い線もデザインの1部に取り込むように考えます

しかし今回は原画をなるべく忠実に再現するためと
工程をなるべく細かく説明したかったので、このような手法をとりました
(販売目的ではないので手間もかけられました)

日記の反省としては、途中が毎日同じ工程だったり、写真が見づらかったり
自分が毎日やっていることを文字にし説明するのが想像以上に難しく
伝わらない部分も多々あったと思います

「やってみたいけれど、ここが分からない」という方がいましたら
メールをいただければ詳しく説明しますのでご連絡ください

それではこんなたいして面白くもない製作日記に
1週間以上もお付き合いいただき、本当にありがとうございました

(次回からは見切り発車はやめ、きちんと構想を練って書きますね・・)

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25 Nov 03
「ウルフマン、TVではリキシマン」
Tetsuji Tanaka

"WOLF"バティック製作5日目です、もう黙って俺についてこい!

WOLF工程15

ロウを1度すべて落とし、洗濯し乾燥をおえた"WOLF"
左腕にライトニングボルト(偽物)を下書き

昔、何かで読んだのですがDEADのデザインで勝手に使ってはいけないのが
ダンシングベアー(誰もが知っている有名なクマ)とこのライトニングボルトだとか
しかしライトニングボルトは尖りの数が違えばOKという話

どこまで信憑性のある話か分かりませんが、一応それに習い上下をカット

WOLF工程16

そしてデザイン部分すべてをロウ伏せ
外枠からはみ出してしまうとそこが白く残ってしまうので慎重に

WOLF工程17

2度塗りしたロウをクラーボックス等で使用する保冷剤で冷し手で割る
このヒビにボディ全体を染めた時、染料が入りあの独自のヒビ模様になるわけです
もしヒビ模様を入れたくない場合は柔らかいロウを使用すると良いでしょう

WOLF工程18

いよいよ最後の工程、スレン染料による侵染です
今回は濃いめの茶色に染めるので茶:黒 を 1:1で混ぜます

上の写真の左2つがスレン染料
濃度の調整はTシャツの重さに対して何%といった感じで決めます
今回はTシャツの重量が245g に対し、スレンを50g 使用、つまり約20%です
このくらいだと中くらいの濃さに染まると思います

そしてスレンもこれだけでは染まらないので助剤を加えます
写真中がアルカリ剤、その右が還元剤、その右が均整剤
均整剤は入れなくても構いませんが、入れると色ムラをなくしてくれます

この3つはTシャツの重さに対してではなく、使用する水の量に対して使用する量を決めます
ちなみに私がTシャツ1枚染めるのに使う水は5リットルです

WOLF工程19

染液が出来たらあとはTシャツを浸けるだけですが、最初の数分はよく動かします
これをしないとシワや生地の重なり合った箇所が色ムラになるので注意!
20分くらいしたらよく濯ぎ、熱湯にてロウを落とし洗濯

いよいよ明日Tシャツが乾き、完成です!乞うご期待!!

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24 Nov 03
「11月の近況報告」
Tetsuji Tanaka

最近このHPのカウンターの進みかたが若干ではあるが早くなったように思う
無料配付のステッカーの効果が多少なりともでているなかな?

しかしアースガーデンやその他もろもろであまりに忙しく
ON LINE SHOPの更新が全然できていない・・
それでもやはり全くHPを更新しないわけにはいかないので
このコラムに力を入れざるを得ないといった状況です

しかしこのコラムを欠かさず読んでいる人ってどのくらいいるのでしょう?
(これは永遠の疑問?繰り返しなのはご勘弁を)
私自身個人的にネットから情報を得るというのは本当に必要な時のみで
毎日チェックするのはやはり知り合いのBBSや日記といった
個人の人柄の伺える書き込み(文章)が好きなので
このHPも必然的にこのコラムに力を入れてしまいがちですが
やはりメインはON LINE SHOPなので、コラムしか読まない人もON LINE SHOPが
更新されていたら買わずともこんなの作ったんだ〜と見ていただきたい
そんな風に思いますが、それなのになかなか更新できないジレンマに苛まれています

ON LINE SHOPのほうは来月早々にでも更新しますのでしばしお待ちを
(Tシャツが必要な季節ではなくなりますが・・・)

話は変わり、最近 Flowerman=私(Tetsuji)=Flowermanって思っている人が多く
はじめて喋る人との会話の中でその訂正をすることがよくあります
Flowermanは現在4人の人間によって構成されています
決して私がFlowermanではないのでよろしく!
間違っても「Flowermanさん」などと呼ばないようにしていただきたい

実際Flowermanの顔ともいえるHEMPリーフのロゴはRYOSUKeのデザインだし
Tシャツデザインでもっとも売れ行きが良く固定客をもっているのはmadoka
このHPを0から作り現在も管理運営しているのはTuguoである

私は営業とこの文章、そして彼等のデザインをTシャツに生かす技術
そのへんが担当なので、もし間違った認識をしている人がいましたら
訂正していただけるとありがたいと思います

そして本当に私事ですが、最近数カ月ぶりに酒を飲む習慣が復活しました
なんかここ半年くらい酒を必要としない生活でしたが
なんとなく最近飲みたくなり、今日もバーボンを購入し飲んでます

そう、今回は初の酔っ払いながらのコラム
明日読み返してみてどうしようも無いようだったら削除しよう
そんな風に揺れる頭で思いつつ、また明日〜

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24 Nov 03
「FLAG 再染色」
Tetsuji Tanaka

Flowermanがイベント出店する時や私がDJをやる時に飾る
フラッグ(タペストリー?)があるのですが、いまいち色が気に入らないため
アースガーデンにむけて再度、染色することにしました

FLAG 1

もちろんバティックですので図柄の白い部分をすべてロウ伏せ
しかもロウのヒビをしっかりだす為に2度塗りします

サイズが130×110とTシャツとは比較にならない大きさの為
2×4の木材で自作した枠に安全ピン+輪ゴムで張り付けての作業

すべてロウで伏せるのに2人がかりで5時間
なれない体勢での作業により全身が痛い

その後いよいよ染色ですが、Tシャツと同じく侵染(染液に浸けて染める方法)
にはスレンと言う染料を使用します

そして私が使っているメーカーのスレン染料の緑色は1つのみ
その緑100%で染めると上の写真のようなエメラルドグリーンになってしまいます
さてこの緑に何色を混ぜて濃い緑色にしようか悩みます
しかもこの染料は染液に浸けた状態ではまったくの別の色で
その後、空気中で酸化させると本来の色になるといった性質を持つため
色を見ながら染色するといったことが出来ないのです

結局悩んだ挙げ句、緑:紺:黒 を 50:25:25の割合で混ぜることに
絵の具などでは考えられない配分だと思いますが
この染料の黒は主張が弱く、しかもベースが1度緑で染色してあるので
過去の経験にもとづき、これで大丈夫と自分に言い聞かせて、いざ染色

FLAG 2

写真で見ると、以外と差が分かりませんがかなり濃く良い色で染まりました
若干、青が強くなってしまいましたが大体狙った色になり満足

いままでは暗いライブハウス等ではあまり目立ちませんでしたが
これからはそんなこともないでしょう
アースガーデンに遊びにくる方は是非チェックしてみてください

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22 Nov 03
「送り狼見参!」
Tetsuji Tanaka

"WOLF"バティック製作4日目です、退屈ですか?

さて、昨日でプロシオン染料の染色はおわり、図柄が完成しました
なので本日はTシャツ全体を染めて完成といきたい所ですが、もうひと手間

WOLF工程12

上の写真でわかるように、図柄の外側にロウ書きしてありますので
このまま全体を染めてしまうと、図柄の外側に白いふちどりが出来てしまいます
それはそれで良いんじゃない?と言ってしまえばそれまでですが
ここは手間を惜しまずにこのふちどりをなくしましょう!
方法はいままで書いたロウを1度すべて落とします

WOLF工程13

今回使っているロウは熱湯で溶け落ちるタイプのロウなのですが
まずは大量の水で固着しきれていないプロシオン染料を落とします
この落ちたプロシオンがTシャツの他の部分に付着しないよう濯ぎます

水が透明になったのを見計らい、今度は熱湯にてロウを落とします
ロウがある程度落とせたら、次は熱湯+洗浄剤にて精練
これをしないと繊維の奥にロウが残り、色ムラの原因になりかなません

精練がおわったら洗濯機にて洗い→濯ぎ→脱水

WOLF工程14

洗濯終了した"WOLF"
ボディが白で構わなければ、これで完成ですが
これではバティックの特徴である、ロウのヒビが図柄に入りません
したがって次回はもう1度ロウで図柄を塞いで全体を染めます

ちなみに明日は1日別の仕事、明後日はオフなのでつづきは火曜日
皆さん良い週末を。アデュ〜

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21 Nov 03
「絶滅種発見か?」
Tetsuji Tanaka

"WOLF"バティック製作3日目です、今日の工程は昨日とはぼ一緒

WOLF工程9

まず枠から剥がし原画を入れて、昨日染めた赤を残しておく部分を下書き

WOLF工程10

そしてその部分をロウ書き

ロウは温度が高いと滲み、低いと繊維に染み込みません
私は若干滲む程度の温度に調整しやっていますが
口の部分のごま塩ヒゲが難しい・・
筆にロウをつけすぎると、滲み過ぎてつぶれてしまいそうです
慎重〜に、慎重〜に書いて行きます

WOLF工程11

その後、残りの部分を染色。黒を使うか悩みましたが正解でした

ちなみにプロシオン染料というのは粉末状なので水で溶かし
色の濃さを調整し、筆にて染色します
ソーダ灰も筆塗りですが、こちらはアルカリ性なので
天然毛の筆はすぐダメになってしまうため、ナイロン筆を使用

3日目になりようやく形になって来ましたが、本日も乾燥後ソーダ灰にて固着
自然乾燥のため、また明日!

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20 Nov 03
「赤ずきんちゃん気をつけて」
Tetsuji Tanaka

"WOLF"バティック製作2日目です、はりきって行きましょう

WOLF工程6

昨日、染色したTシャツを一旦枠から剥がし
原画を中にいれ、ライトボックスで光を当てた状態

この状態で昨日染めた黄色の部分を残しておく箇所のみ下書きします

しかし枠に貼る時にテンションをかけるため、Tシャツの伸縮するという性質上
少なからず原画とズレるのですが、今回は気になるほどではなく多少の補正で大丈夫

WOLF工程7

その後、下書きした黄色に残しておく箇所にロウ書きします
もちろんこの時は枠に貼り、新聞紙を忘れずに

失敗発見!牙と牙の間の2本の歯の下部分は白で残さなければいけないのに
黄色く染まってます・・昨日下書きを忘れた模様
既に染料はがっちり固着済みなので、しかたなくこの箇所は黄色にすることに

WOLF工程8

残った部分を赤の染料で染色

フレーム付近の黄色の染料を茶色みがかった色にしたために
赤で染めた部分のフレームとかぶる箇所(耳・口の下部・右頬)の色が
濃くなってしまいました、これが仕上がりに影響するか?微妙です

その後は昨日と同じく乾燥後、ソーダ灰にて固着
また明日

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Juggling
20 Nov 03 madoka
「Juggling」

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19 Nov 03
「ウルフ物語」
Tetsuji Tanaka

今日からバティックの工程をその日ごとにやっていきます
デザインははじめてやるものなので上手く行かないかもしれませんが
それはそれでリアルな日記になるでしょう、ということで1日目スタート

WOLF工程1

今回やるデザインは前回の"TIGER"に引き続き、Doug Irwin製作のギター"WOLF"です
"TIGER"の前にJERRYが使用していたギターですね

元になるデザインは仙台MAZEのオーナー金上さんが持っているとのことで
メールに添付して送ってくれました(パソコン内右側)
左側はアメリカのサイトの"WOLF"の現物の写真ですが
比べてみると実物にはヒゲやオバQのような毛が3本がないようにみえます
口部分の色も違うし、悩むところです・・・が
金上さんが送ってくれた画像も"Irwin Guiters"とロゴもあり
オフィシャルなのは間違いないので、今回はこれに忠実に作ることに決定

WOLF工程2

パソコンで色の補正をしプリントアウト後、セロテープで貼付けた原画
下の台は漫画家などが使うトレース用ライトボックス

この後、原画をTシャツの中に入れライトボックスで下から照らしトレースする
使用するのは青花ペンという水で消えるペン

ちなみにTシャツは前処理として精練済み
方法は洗濯機で熱湯に専用の強力洗浄剤とアルカリ剤をまぜ洗濯
これをせず油分やデンプン糊などが付着したまま製作すると
色ムラなどの原因になるので必ずやらなくてはいけない工程です

WOLF工程3

必要な部分の下書きがおわり、枠にはめた状態
枠はTシャツの中に入るサイズで高さ2cm程度のもの
これはTシャツに張りをもたせるのと、染料がTシャツの背面に付着しないようにするため

私が使用しているのは油絵のキャンバスをはる木製のものに
四辺両面テープを貼ったもの。さらにこの下に新聞紙を入れる

その後、写真右側のポットにて専用のロウを溶かし筆書き

WOLF工程4

ロウ書き終了の図
分かりずらいですがぬれたように変色している部分がロウで書いた所です
ここでは最後まで白く残す箇所をロウ伏せします
まゆげ・耳・牙・丸いフレームの内と外です

WOLF工程5

原画をみて分かるように使っている色は、黄色・赤・黒の3色なので
まずもっとも明るい色である黄色の染料で染める

必要部分(フレームと目)だけでも良いかと思いがちですが
染料というのは基本的に透明なので、この後に赤や黒を重ねたとき
黄色の上と白の上では微妙に色が違ってしまうため、全部分を染色します
ちなみにフレーム付近は少し茶色をまぜ、変化をもたせました

この染色に使用するのはプロシオンという反応染料
蒸しがいらず、堅牢度の高い染料ですが、このままでは染まらないので
乾かした後にソーダ灰という無水炭酸ナトリウムを水で溶かしたものを塗り
化学反応させて染料を固着させます

この乾かすという工程を私は自然乾燥でやるため、本日はここまで
明日の朝には乾いているでしょう

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14 Nov 03 madoka
「島生民 原画」

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9 Nov 03
「アースガーデン出店します」
Tetsuji Tanaka

このコラムはほとんど夜の12時過ぎに書いているのですが
そんな夜中の静寂の中パソコンのキーボードをたたいていると
いつも頭をよぎることがあります
それは「このコラムって何人くらいの人が読んでるのだろうか?」ってこと
最初の頃は「誰も読んでいないんじゃないか」なんて思っていたけれど
最近はサボると知り合いにお叱りを受けたり
ライブハウスなどでは知らない人に「Flowermanの人ですか?」とか
「コラム読んでますよ」など声をかけられたりもする
これは本当にありがたくとても励みになります

実際私の仕事は作業場にこもりT-shを作るのがメインで
販売の大部分はお店に任せているし、唯一の直接販売のON LINE SHOPも
メールでのやり取りなので、お客さまの顔は見えてはいないのです

最近はTVのニュースが異常に気になるようになり
それはうちの奥さんに言わせると「外界との繋がりを求めている」そうで
友達の専業主婦の子も同じような感じらしい

前置きが長くなってしまいましたが、そんな状況を打破すべく来年からは
色々なイベントにどんどん出店して行こうと思っています

そんなわけで手始めとして11/29・30に代々木公園にて行われる
「アースガーデン・秋」に出店することになりました
これにはHemp Craft Artistの"tama5"君と1ブースをシェアして出店します
詳しいことが分かり次第、PICK UPにて告知しますので
もうしばらくお待ちください

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8 Nov 03
「スキルアップ」
Tetsuji Tanaka

自身の技術向上を目的とし、数あるGRATEFUL DEAD関連デザインの
バティックTシャツを仕事の合間に作ることにしました

とりあえず1作目として選んだのは、79年からJerryが使いはじめた
Doug Irwin製作のギター"Tiger"のインレイデザインです

 

製作の手間としてはFlowerman名義で作っているバティックの
2倍以上の時間をかけて作っているので良い出来です
ただ虎の部分のグラデーションで爪・手・顔の1部を白く残せなかったのと
ふちの下部分の紫の色が濃すぎたのが失敗点です

しかしこうして実際に作ってみると、如何にこのデザインが優れているかが分かるし
そのデザインをどういう技術を使いバティックにするか本当勉強になります
今後も暇を見つけてはちょこちょこ作って行く予定ですし
次作は製作過程もこのコラムで紹介できたらと考えてますので
バティックってなんであんなに高いの?とか、どうやって作ってるの?など
そんな疑問にお答えできる内容にしたいと思ってます

さて次は何を作ろうかな
またDoug IrwinでRose Bud、それともStanley Mouseのテラピン
Live Deadのジャケットとかもいいな〜
本当DEAD関連のデザインは素晴らしいのが多いので悩んでしまいます

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6 Nov 03
「MAD SOUL 6周年」
Tetsuji Tanaka

PICK UPにて告知してきた"MAD SOUL CONNECTION"にDJとして参加してきました

その日は私の結婚記念日で、その前日にはお祝いとして仕方なく
10年間行くのを拒んでいた「万人受けする気狂い大国」の海版に行ってきました
(なぜ私がここを嫌うかは後日機会がありましたら書きます)
そして1泊し"MAD SOUL"当日の朝9時に浦安を出発!
はい!首都高渋滞。外環渋滞。おまけに関越まで渋滞です・・・
そう!この日は3連休の初日、キビシ〜
結局休む間も無く家からレコードを持って、会場入りはPM2:30
あと30分で開場!しかも出番はトップ!!
しかしリハが押したため開場は30分遅れ、なんとか一息(+ユンケル)
タイムスケジュールを見るとトリの"G-FREAK"が終わるのがAM 2:00
しかし現時点で30分押しなので、さくさく進んでもAM 2:30終了
12時間・・・軟禁?・・・長い・・・な・・

そして開場、私の出番は最初の30分と12バンド中
最初の3バンドの機材の転換の時
何がなんだか分からないうちに終わってしまい、すごく不本意な感じ
その後はあまり記憶に無く、バンドを観たり、誰かと喋ったり
疲労と闘いながら、酒ものまず、写真を撮ることなどすっかり忘れ
おそらくAM3:00ごろ、ようやく"G-FREAK FACTORY"の出番
こんな時間なのに客席は超満員!ステージが見える位置まで進めないので
ドリンクカウンターの中を突っ切りDJブースへ

今回の彼等のステージには私も特別な思い入れがある
6年前に"G-FREAK"の主催で始まったこのイベント
当時前橋のバンドシーンは世代交代の時期、私もその渦のなかにいて
練習スタジオで誘われ"MAD SOUL"のVol,1に出演した記憶がある
その後も何年かよく一緒にライブをしたが、方向性の違いからいつしか離れ
私はGRATEFUL DEADのJERRY GARCIAのギターを聴くことで
自分が音楽をやる必要性を感じなくなりギターを弾くことをやめた

一方"G-FREAK"はまさに昇り龍の勢いで一気にメジャーデビュー
しかし度重なるトラブルにて一時活動休止するも、また0から復活することを決意する
そしてその復活後の彼等を私はFlowermanとして微力ながらサポートしている
なぜなら私にとって未だ変わること無く音楽をプレーする人間こそがヒーローであり
幾多の困難にも負けず活動を続ける彼等はまさに同世代の英雄だったからだ

そして2年越しでようやく世に出せた曲"SUNNY ISLAND STORY"をライブで聴き
不覚にも涙がでそうになってしまった
でも泣かないよ、だってここが彼等にとってのゴールじゃないから

結局、重いレコードを抱え始発に乗った。AM6:30
家に帰り4時間の睡眠の後、打ち上げ会場の河川敷のキャンプ場に行く
そこには全裸で走り回る"G-FREAK"パーカスのカズマの姿が!
こんな奴でも私にとってはヒーロー・・・なのかな?

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